海野しぶきブログ 親二人、無事に見送りました

アルツハイマーでゆっくり逝った義母といろんな病気で慌てて逝った義父の介護備忘録

義父、蜂窩織炎で入院中にドクターから心臓手術を勧められました〈元の記事は2017/10/20 〉

2017年10月、蜂窩織炎(ほうかしきえん)という細菌の病気で4度目の入院をした義父ですが、今回は投薬治療中の発熱で処置も早かったため、抗生物質点滴の効果がすぐに出ました。

一旦熱がおさまったら点滴をやめても平熱を維持していて、前の病院で2ヶ月入院していた時と比べても回復しているのがわかります。

血液検査の結果も良好ということで、今回は10月8日(日)の入院から丸2週間、10月21日(土)に退院することが決まりました。

10月19日(木)には若き女性ドクターから私にも話があり、心臓の大動脈弁狭窄症についてはかなり深刻な状況なので、今後は都内の病院に移って手術に向けて動くことを勧められました。

結局蜂窩織炎の原因は不明のままですが、落ち着いている今のうちにやってしまった方が良いとのこと。
はっきり言ってそれくらい心臓は危ない状態なんだとか。
都内の病院が混んでいて必要な検査に時間がかかるようならば、この病院で検査を進めることも可能だと言ってくれました。

また、ソーシャルワーカーさんも病室に来てくれました。
介護認定調査の結果、要支援1との通知が来てすぐの入院だったので、その後の手続きがストップしたままでしたが、心臓の手術が終わってから改めてサービスを考えましょう、ということになりました。

 

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この日私は病棟でお洗濯をしていたので、待ち時間にいろいろおとうさんの話も聞きましたが、ついに自分のスマホで大動脈弁狭窄症について調べたみたいで…。
手術をしないと余命が3年だと知り、急に慌て出しています(^^;;

都内の病院の予約もまだこれからなのに、一人でタクシーで手術に行くと言い出しています。
まぁ、おそらく息子たちが会社を休んだりして付き添いさせるのは申し訳ない、という思いもあるからなのでしょうが…。

「おとうさん、コンビニに買い物行くのとはわけが違うんです。
おかあさんが乳ガンの手術をした時も、おとうさんだけでなく私も付き添って、ちゃんとドクターから説明を受けましたけど、おとうさんも同じこと、もしくはもっと命に関わる重大なことをするんですよ。」
と私もちょっぴり強めに言ってしまいました。

でも、どうも伝わってない感じ。

次はこんなことを言い出しました。
「手術までアバホテル(アパホテルのこと)に泊まってもいいんだよね。」
ですって。

だから〜、まだ手術がいつになるかもわからないんですってば!(私の心の声)

退院してから自宅で家事炊事がやりたくないのもわかりますけど、歩いちゃいけないとドクターから言われてる人が、ホテルまでどうやって行くんでしょう?
食事や洗濯のルームサービスのないホテルに泊まって、何かメリットがあるんでしょうか?
郵便物や宅配便も私がホテルに届けるんですか?
わが家とおとうさんちは徒歩2分なんで、私としては自宅にいてくれた方が安心なんですけど。
(全部私の心の声)

とにかくせっかちなおとうさん、気持ちが急くあまり、思いついたことをするのにどれだけ周りの人が影響を受けるのか(特に私)、判断ができないみたいです。

心臓がすぐ苦しくなってしまうので、階段はおろか歩くのも辛い、車の乗り降りすらあやしい人が、一人で出かけるのは危険極まりないんです。

まぁしかし、私も次男の嫁なのでそこまでは言えず、
「自宅が一番落ち着きますから。」
としか言えなかったんですけどね。


退院前日の2017年10月20日(金)。
とりあえずこの病院は明日退院してから、都内の病院を受診して、改めて入院、手術、というルートになるので、とにかくしばらくおとうさんが自宅から出なくても大丈夫なように私一人で食料を調達し、おとうさんちの冷蔵庫に保存。

そして都内の病院にも予約の電話を入れると、なんと10月25日(水)に予約が取れました。

なんたるスピード!!


こんなに短期間に義父の病気が次々と見つかって、また治療のタイミングにも恵まれて順調に進んでいくことに対して、義母の存在を感じずにはいられませんでした。

その年の8月、長年寝たきりの末おとうさんが入院している間に亡くなったおかあさん。
からだがはずっと動けなかったけど、きっとおとうさんのことが気になっていたんだろうなぁ、と思います。

たましいだけになって自由になったから、一生懸命おとうさんのお世話をしているのかな、なんて…。


そんなことも感じながら、夫や義兄のスケジュールを考慮しつつ、おとうさんの大動脈弁狭窄症の治療に向け、あたふたの日々を過ごしていた私なのでした。