親二人、無事に見送りました

アルツハイマーでゆっくり逝った義母といろんな病気で慌てて逝った義父の介護備忘録

義父、大動脈弁狭窄症の手術ができるかどうかの血液検査

前回の記事は2017年11月16日の検査の日のことでした。

今回は、11月20日(月)のことです。
この日は義兄夫婦がおとうさんに付き添いでした。

朝10時までに採血と検便を提出し、11時から執刀医のドクターによる診察です。

血液検査の結果が良ければそのまま入院となるので、入院の書類、手術の同意書、服薬中の薬全部、お薬手帳、入院の荷物一式を持っての受診。

手術に向けて必要な家族の同意書は、自宅が近い次男の夫がしておきましたが、おとうさん本人がサインしている同意書がいくつかあったのと、手術後に起こる可能性のあるせん妄の説明パンフレットは義兄夫婦にも確認してもらわなければなりませんでした。

特にせん妄については、私と夫は手術を受けると決まった段階で循環器内科の看護師さんからレクチャーを受けましたが、義父は84歳と高齢のため可能性は高まるそうです。
なので夫から兄夫妻にもラインして要注意と伝えていました。

手術となるといろいろ提出するものがありますし、おとうさん自身がわかっていた方がいい文書もありましたが、な〜んかわかっていないような感じに見受けられ、一抹の不安…。
なんてったって、胃と腸の場所もわからないんですからね〜。
このころから夫も自分の親のことを全然信用しなくなり、ダブルチェックは当たり前、または夫が代わりにやるようになってきました。


また、現在の日本のシステムでは、心臓に人工弁を入れると身体障害者手帳が取得できるとのことで、病院から申請を勧められていました。
減税やタクシーチケットなどのサービスが受けられるのですが、その申請のための書類も入院時に提出することになっていました。

それにしても、歩けない状態の手術前の方がサービスを受けた方が良さそうなくらいなのに、手術して元気になって手帳をもらうというのもなんだかおかしな話だと思ってしまいました。
こういう行政の仕組みを作るのと、医療技術の進歩と、スピードが違い過ぎるのかもしれないですよねー。


さて。
兄夫妻が病院に連れて行ってくれて、血液検査をした結果、炎症反応が11月16日の結果よりも改善していることが確認できました。

しかし、術前の細かな検査で、義父の大動脈弁狭窄症はかなり悪化していることがどんどん明らかになり、恐ろしくなりました。

酸素は足りないし、貧血だし、肺に水は溜まっているし…。
心臓は悲鳴を上げていて、慢性的な心不全状態だそうです。



痛みや苦しさに鈍感なのか、はたまた昭和一桁生まれで我慢強いのか、本人に全く自覚がないのが怖いところ。


この日は結局、そのまま入院となりました。
(私が無理くり入院を早めてもらったから😅)

病室に入って一段落し、いろいろな担当の人が挨拶に来て、やっと少し余裕が出てきたのか、おとうさんにも笑顔が見られた、と義兄からの報告がありました。

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実は前日の日曜日に私たち夫婦がおとうさんちを訪れて帰る際、緊張のあまり泣きそうな顔をしていたおとうさん。

このまま何もできずに死ぬのを待たなくてはいけない可能性もあったわけですから、入院できて手術すると決まって、ホッとしたのかもしれませんね。