親二人、無事に見送りました

アルツハイマーでゆっくり逝った義母といろんな病気で慌てて逝った義父の介護備忘録

義父、大動脈弁移植術、TAVI。術後は順調です〈元の記事は2017/12/02 〉

2017年、4度も入院した義父。
最初は蜂窩織炎(ほうかしきえん)という細菌の病気になって入院したのですが、入院中に心臓の大動脈弁狭窄症がかなり深刻な状況だとわかりました。

義母がその年8月に亡くなった後、一度は退院できた義父ですが、10月に再び蜂窩織炎で入院。
しかしその時は早く心臓をなんとかしなければとなり、手術に向けてトントン拍子で事が進み、2017年11月22日にカテーテルでの手術TAVIを行なうことができました。

【前回の記事がこちら↓】

oyamiokuri.hatenablog.com

 

その大動脈弁の手術後は、ウソのような回復ぶりを見せている義父です。
やはり、カテーテルでの手術って、すごいですね。


開胸するのと違って、骨も、筋肉や神経も、どこも切りません(カテーテルを挿入する部分だけ)。
臓器も出したりしまったりしませんし、縫い合わせることもないので、からだへの負担が全然違います。

手術をした翌日からリハビリを開始して、食事も通常通りに採れたということです。


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心配されたペースメーカーを入れる必要もなく、血圧も安定。

お見舞いに行くと、呼吸が楽になったとしきりに言っているので、いかにこれまで少ない血液で頑張っていたのかがよく分かりました。

でもおとうさん、手術直後にシャッキリと1時間半くらいずっとしゃべっていたことは覚えていないんですって!
これにはちょっとびっくりでしたが、もしかしたらとってもハイな状態で饒舌だったのかも…。
専門的なことは私にもわかりませんが、これも一種のせん妄状態かもしれないですよねぇ。
それくらい、すっぽりと記憶が抜けているようでした。


それにしても、以前は自力で立っていられませんでしたし、すぐに座って寄りかかったり、ベッドに寝るかしていたのに、手術後数日でずいぶん長いこと立ち話ができるようになっていました。
たぶんおとうさん本人は無意識なんでしょうが、辛くないからそうしているのだと思います。
顔色もとても良くなりましたし、表情も明るく豊かになりましたよ。


私もそんなおとうさんを確認してホッとしました。
そして、そろそろお見舞いを終えて帰ろうかな、という時、おとうさんに
「もうすぐ85歳の誕生日だし、このあとの人生は、自分の好きなようにしてください。」と言いました。

するとおとうさん、
「お歳暮やらなきゃ。」
ですって。


もうやめて、おとうさん!
(私の心の声)


今年だけで4回入院して、間におかあさん亡くなって、最後に心臓の手術した人からお歳暮来たって、逆に怖いですよね〜。

ちょうどその数日前に自営業をしている友人のお父さまから、喜寿を迎えて引退し、年賀状を含めて季節のご挨拶も取り止め、隠居生活を楽しむことにした、という内容のお手紙が届いたばかりだったので、おとうさんの参考になるかな、と思って話しました。

「おとうさんが楽しくてやりたいなら、お歳暮もどうぞやってください。
でも、そろそろ面倒だと感じているなら、このタイミングであれば誰もが納得です。」

と伝えておきました。
さあ、どうするでしょうね!?  (^_-)


今回の入院中は、胃の内視鏡検査や大腸検査もして、何だかんだ総チェック状態だったおとうさん。
入院時に提出した検便で潜血反応があったようですが、今回の検査では問題なしでした。
ありがたいことです。

手術前に、市のがん検診が受けれていないとか、人間ドックを受けたいとか言っていたので、これでだいぶ気が済んだのではないでしょうか?


しかし、うまくいく時はコロコロ転がるように次から次へと展開して、スピーディーに事が運びますね。
途中でストップする時は、今じゃない、ってことなんですよねー。

とにかく、おとうさんのことでは、これまで出会ったすべての人に感謝です!
あちらの世界に帰ったおかあさんにも!


追記:この退院後、おとうさんはお中元、お歳暮を送り合っていた方にご挨拶したようです。
この年の冬はわが家へのおすそ分けはありませんでした。