海野しぶきブログ 親二人、無事に見送りました

アルツハイマーでゆっくり逝った義母といろんな病気で慌てて逝った義父の介護備忘録

亡き義母の誕生日。娘と義父、おかしな二人の鍵紛失事件〈元の記事は2018/04/16〉

前回の記事から間が空いてしまいました。
「思春期ブルー相談室ブログ」の方では記事にしていたのですが、こんなことがありまして、ちょっと余裕がありませんでした。↓

 夜中に娘が吐血しました - 思春期ブルー相談室ブログ

ひとまず落ち着いたので、今回は以前のブログの記事を元にアップしますね。


2018年4月8日。
その日は亡き義母の誕生日だったこともあり、3月31日の納骨以降、義父から連絡が来ていないことを思い出しました。

よくよく考えたら、義母の認知症が発覚してからというもの、一週間音沙汰なしというのは初めてです。

夫に
「そういえば、おとうさんから全然連絡ないよ。」
と言うと、その日は朝起きていた娘が、
「これまでの経験からして、おじいちゃんは本当に大変な時ほど黙ってるんだから、心配だね。ママから連絡しなよ。」
と、ナイスな発言。

そして、娘に言われたとおり、義父に
「しばらく連絡してませんでしたね。
お元気ですか?
今日はおかあさんの誕生日ですね。」
とラインすると1時間後に返信が。

「誕生日すつかり忘れてました。」

ですって。
小さい「っ」が打てないのですが、85歳でライン使えるだけすごいですよね。
娘にも一応報告すると、苦笑いしていました。


そのころの私、義母の納骨が済んで気が緩んだのか、おっちょこちょいが出まくってたのですが、おとうさんも気が抜けちゃって、連絡して来なかったのかもしれないですね。


さて、その日。
最近、実にアーティスティックな時間で生活をしていて、夜通し起きていたわが家のひきこもり娘さん。
やりたいことがあると、本当に食べるのも寝るのも忘れてのめり込むので、朝も夜も関係なくなっちゃうんです。
本人に直したい思いはありますが、うまく行かないよう。

それで、その日は娘なりに寝る時間をずらしたい目的と、コスメグッズを買う目的があり、珍しく午前中から出かけると言っています。
しかも、パジャマの上に、ダボダボのトレーナーとブカブカのパンツを着て、キャップにマスクといういで立ち。

ブカブカパンツから、パジャマはみ出てるよ…。
「ま、いいよ!バレないバレない!」
と出かけて行きました。
ホントにユニークな子です…。

数時間後、友だちと電話で話しながら楽しげに帰宅しました。
さらに数時間後、電話が終わった娘が私のところに寄ってきて、
「残念なお知らせが!」
と元気よく言ってきました。

「たぶん、スーパーで家の鍵落とした。」
だそうです。

行きはバスでスーパーに行き、帰りは歩いたとのことで、バッグは持たずに全部ポケットに入れていたので、財布を出し入れしたスーパーで落とした可能性が高い、とのこと。

「じゃあ、問い合わせの電話してみるから、レシートある?」
と言ってみると、素直にレシートを見せてくれました。
前だったら、自分が何を買ったのか知られるのが嫌で、見せようとしなかったのに、こういうところは、すごく楽になりました。

レシートに印字してある番号に電話すると、まだ落し物として届いていないけれども、届いたら電話してくれるとのこと。
その電話をしている間に寝てしまった娘。

数時間後、スーパーから鍵の落し物が届いたと電話がきました。
(あー、よかった!まぁ、寝てるから後で伝えよう。)
と思ってブログ記事の続きを書いていると、珍しくおとうさんから携帯に電話が。
今手に持っていたので、すぐに出ることができました。

「いや〜、家の鍵が見当たらなくて、困っちゃった。」
と言っています。

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娘といい、おとうさんといい…どういうこっちゃと笑いがこみ上げてしまいましたよ。

しかも、おとうさんの話によると、午前中皮膚科に行って、薬局寄って帰ってきて、夕方から歯医者さんだから、また出かけようとしたら鍵がないのだとか。
つまり、家の中で紛失しているんです。

ドアに差したままじゃない?と聞いてみましたが、そうではないらしく、どっちにしても私が行って探さないとなー、ということで、犬を連れておとうさん宅へ向かいました。


その日の行動を聞き、着替えた服も調べ、買い物したものをしまった冷蔵庫の中やレンジの中なども探しましたが見当たらず。

あとはゴミ袋だけだなぁと思い、歯医者の予約時間も迫っていたので、おとうさんにはひとりで行ってもらいました。

その間に、ほぼ満杯の20リッターのゴミ袋の中から、一つひとつゴミを出していくと、一番底から鍵が出てきました。

あー、よかった!


帰宅したおとうさんに、
「今日は二人の鍵探しです!
こんなおかしな日もあるんですね〜。」
と、娘のできごとも話しました。

おとうさんも大笑いです。

それで安心したのか、さほど落ち込むことなく、あとは雑談。

娘が今朝、「おじいちゃんは本当に大変なときほど連絡してこないから心配だ」と言ってたことも話したら、
「あの子は時々面白いこと言うんだよねー!」
と喜んでいました。

おとうさん、人恋しかったのかなぁ…。


この日のできごとは、会っておしゃべりするとやっぱり癒されるんだ、ということが実感できたできごととなりました。