海野しぶきブログ 親二人、無事に見送りました

アルツハイマーでゆっくり逝った義母といろんな病気で慌てて逝った義父の介護備忘録

2018年8月18日。18歳ひきこもりの娘を連れて、骨折せん妄じいちゃんのお見舞いに

これまでの続きです。

2018年8月、背骨の圧迫骨折で白内障手術の退院が延びた義父の話をお届け中です。


半月の間に2度転倒した義父は、2度とも地味な骨折をし、だいぶボロボロ。

そんなおとうさんに振り回されて、てんやわんやのわが家は、ほかのことでも結構なめちゃくちゃさ加減でした。


その前の年、2017年にはおかあさんの他界と、おとうさんの蜂窩織炎と大動脈弁狭窄症手術が立て続けにあったものですから、私自身が自分の健康診断や歯医者も怠ってました。

それでひと息ついたと思っていた2018年の春ごろからようやく歯医者に通い始めたのです。

 

ところが、義父はますます大変ですし、歯の治療も長引いて全然終わりません。

8月2日は歯医者で神経を抜いてからおとうさんちへ行きましたし、(記事には書いてませんがこの日のこと↓)

 

oyamiokuri.hatenablog.com

 

おとうさんちへ行かない日は特定健診やガン検査。

しかも肺ガン検査は再検査となってしまいました。(再検査の結果、経過観察となり、翌年2019年の健診では問題なしでした。)


さらに、わが家には当時18歳のひきこもり娘がいて、結構な変化を迎えてました。

2018年6月末、急に高卒認定試験を受けると言い出し、7月から週一で家庭教師をスタートしてたのです。

しかし、中学2年以来5年ぶりの勉強ですし、高卒認定とはどういう仕組みで、自分は何の試験を受けるのかを決めるのに、なんと1ヶ月を要しました。

試験は3カ月後、11月です。

受験科目が決まり、家庭教師から過去問題集を用意するように言われましたが、その時期が高卒認定第1回目の試験と重なっていたためか、ネットでも完売!

夫婦で義父のお見舞いがてら何軒も本屋を探し回って購入し、8月の後半からやっと勉強を少しずつ始めたのでした。


しかもこの時期、娘が大ファンのアイドルグループがコンサートツアー中で…。

娘もあちこち観に行ってましたが、出かけるとすぐ具合が悪くなってしまうので、私たちは本当にいろんなところに車で送りましたし、終電後に見知らぬ駅まで救出しに行かなければならないこともありました。

 

実はこのときの娘、グループのメンバーが卒業することで少なからず影響を受けていて、長らく続いたひきこもり生活から脱すべく勉強を始めたわけです。

涙ぐましいですね〜。

 

でも、自分を変えようとしているプレッシャーはありますし、試験に向けての緊張もあります。
それに加えておじいちゃんが大変なことになっているわけです。

親は自分のことを構う余裕もないくらいテンパってますし…。


今になって冷静に思い返すと、そういうもろもろのストレスが合わさって、娘はだいぶこの時期難しくなっていたと思います。

 

私は日常の家庭の仕事と、カウンセラーの仕事やもう一つの仕事、また娘にナイショでやっているブログ活動、それに趣味の時間も取りながら義父や娘のお世話があったので、2018年の夏はやることが多すぎて、娘のことをストレスに感じる暇もなかったんです。
けど、それがかえって良かったのかもしれません。


娘は、前年おばあちゃんが亡くなる前になかなかお見舞いに行けず、会いに行く勇気が出るまでに途方もないエネルギーが必要でした。

f:id:umi-shibuki:20200531012823j:image

その時のことはこのブログでも数回に分けて書いています。(その最初の記事がこちら↓)

 

oyamiokuri.hatenablog.com

 

おかあさんのことを長く見てきた私たち夫婦の感覚では、おそらくおとうさんはこの先何年も生きるわけではなさそうという判断。
しかも、私たちの住む千葉からは離れ、長男のいる神奈川に移るでしょう。

ということは、白内障手術のために都内に入院している今のうちの方が、娘はおじいちゃんに会いやすい、ということです。


その夏散々放っておかれた娘は、前年におばあちゃんのお見舞いができた経験があるので、おじいちゃんのお見舞いはずっとハードルが低いようでした。

まぁ、おじいちゃんとはしょっちゅう会ってご飯食べに行ったり、おこづかいもらったりしてましたからね。


ただ、ひきこもりの自分がせっかく都内に親の車で行くんだから、病院のあとはお昼にもんじゃを食べて、猫カフェに行きたいとリクエストされました。


頭が飽和状態の私と夫、言われるがままお見舞いのあとは月島でもんじゃを食べ、娘の希望を叶えるために都内を横断。
猫カフェの入場時間まで猛暑の屋外にいられず、地下街で時間を潰している間に見つけた服屋さんでは、娘に上下の服まで買ってしまいました😅


この日、私自身は夫から介護卒業を言い渡された直後だったので、猫カフェで娘と一緒に猫とたっぷり遊んで、すっかり癒されてました。


f:id:umi-shibuki:20200531012906j:image

 

しかし夫は、たった今お見舞いをしてきたおとうさんの様子や、今後のことなど考えることが多すぎて、ブラザーズとのラインタイムになりました。
逆に猫カフェにいる間はそれに集中できてよかったのかもしれません。


ということで、長くなったので今回はここまでにしますね。

次回はこの日、娘がお見舞いしたときのおとうさんのようすです。